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お絵描きや育児のことなど、自己満足ブログです

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HN:
冴子
性別:
女性
趣味:
塗り絵
自己紹介:
 家族構成
 夫:D男
 長男:カズナ(2010.12.13生まれ)
 うさぎ:ゴロ(2009.6.4生まれ)
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 うわー、嬉しいです^^
 お2人の素敵絵師様からフリー絵が配布されていました!
 2枚共絵をクリックしていただくと原寸大がご覧になれます。


 まず、あきちさんのお宅、土管とナズナがめでたく2周年を迎えられました。
 その記念絵ですって^^素敵。
 おめでとうございます!!
 ぱっと見たとき、全体の色彩が大好きだと思いました。
 クリスマスな配色も素敵だし、陰影のつけ方も美しい!
 次にこの子のいたずらっ子的な表情に目が行きました。
 とっても愛らしいです。上目遣いがずるいですね(笑)。
 あきちさんの描かれる絵はどれも何らかの動きがあって、その一つ一つが印象的なんですよね。
 普段動きのある絵を描かない(描けないだな)私にとって、尊敬するお方であります。
 あ、今D男がこちらの絵を見て「素晴らしい」と言いました。


 次にNyutoさんのお宅から、クリスマスのフリー配布絵をいただいてまいりました。
 これと色違いのブルーバージョンも素敵でした。
 絵全体も、構図も女の子も素敵なんですが、私はなにより塗り!塗りが好きです。
 以前からその塗り、どうやってらっしゃるの!?と思っていました。
 是非1度真似してみたい。
 もしできることならそのメイキングを拝見したいです(細かな解説付きで)。
 光と影を置く位置、色の選択、乗せ方、とっても気になります。
 パクリません、パクリませんから!(パクる気満々やんか)
 ああ、本当に美しいです(うっとり)。
 宝石のような1枚ですね!

 
 贅沢ですね、贅沢ですね、この2枚^^
 心がほっくっほくです。
 お2人、ありがたくいただきました、ありがとうございました!!


 以下、非公開コメントのお返事

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 陣痛はその強さをどんどん増している。
 それでもまだ自分でトイレに行けたし、ご飯も食べることができた。
 痛みの波のピーク時にDさんに背中をさすってもらうだけですんでいた(5分おきだけど)。

 お昼過ぎ、カイロを背中に貼ると陣痛が和らぐ、と本で読んだことがあるので、かばんの中に入れておいたカイロを背中に貼ってみる。

 しかし、私にとって、これがいけなかった(いや、お産全体からみれば良かったのか?)。

 この頃から、陣痛が激痛に変わったのだ。

 痛いっ、痛いっ、痛いよー!
 痛みに弱い私。
 陣痛の波がピークに達する度に声を出すようになった。

 勉強したことを思い出す。

 全身の力を抜いて、痛みを受け入れる。
 息を細く長く「ふーっ」と吐く。
 息は吐ききる。

 ・・・

 できるかーっ!!

 ・・・できなかった。
 それでも途中までは頑張ったのよ。
 Dさんの服にしがみつき、声を殺して必死でふーって息を吐いた。

 次第に、受け入れられる許容を超えた。
 痛みのピークが来るたびにそれは恐怖となって、私を狂わせた。
 陣痛はすでに1分間隔くらいだった。
 1分おきにその恐怖は来る。

 破水。
 破水をすると痛みはさらに増した。

 「いやーっ!」
 「痛いっ痛い―っ」
 「どうすればいいの!?」
 「あーーっ、っいああぁああーー!」
 
 叫ばずにいられなかった。
 そのたびに助産師さんが私に注意をする。
 「息を吐くことに集中して、息を吐ききって。体の力をぬいて。腰はそらせない、体を丸くして。そうやって力を入れると、赤ちゃんが苦しいのよ?」
 何度も言われた。
 でも、できなかった。

 「息を吐いて、ふーっ、ふーっ、できとるよ、できとるよ!」
 陣痛が激痛に変わってから分娩室に移動するまで、何時間も同じ姿勢で私の背中をさすりながらDさんが呼吸を誘導し、励ましてくれる。
 
 「はああああ、ふうううううううう!ふううううううううっ!」」
 それに応えようとはするけれど、やっぱりピーク時の痛みを受け入れられず叫ぶ私。

 そんなDさんに申し訳なくて、申し訳なくて、同室にいた人たちに対して恥ずかしくて恥ずかしくて、すごい情けない気持ちだった。

 「冴子さん、分娩室に移ってみましょうか?」
 助産師さんが言った。
 「・・・歩けない。」
 そう言うと、助産師さんが首を振った。
 「皆さん、歩くんです。」
 痛みのピークがおさまり、次のピークが来るまでのわずかな時間に、歩いて隣の分娩室に移動した。

 移ってから数回のピークをむかえた後、Drが来た。
 そして助産師さんが言った。
 「次がきたら、息を吐きながらいきんでみて」
 言われている意味を理解しきれなかったけど、お通じするときみたいに力を入れればいいんだよね?と思い、次の波が来た時、やってみた。

 当然そんな簡単に赤ちゃんは出てこない。
 波が来るたびにいきんだ。
 何度もいきんだ。
 汚いけど、その途中お通じも出たと思う。

 そんなことをしているうちに、スタッフの数が増えてあわただしくなってきた。
 出産が近いのだと思った。
 (もうすぐだ、もうすぐだ、苦しいよ、つらいよ、カズナ、早く出てきて、早く出てこい!!)
 「髪の毛が見えてるよ」
 助産師さんが言った。
 じゃあもう少しね?もう少しね?
 
 それから数回いきみを繰り返した後、助産師さんが言った。
 「次で出てくるかな。」
 本当?

 でも、次では出てこなかった。
 次の次の次くらいになった。

 「産まれたよ!」

  

 へっ?
 次の瞬間、「おぎゃー、おぎゃー」と元気な産声が聞こえた。
 見ると、メガネをはずしてぼやけた私の視界に、カズナがいた。
 出てきた感覚はなかった。
 
 (サルだ・・・。)

 それから、産まれたての赤ちゃんって、もっとどろどろして汚いんだろうなって思ってたけど、無臭だし全然きれいだって思った。

 愛おしいとか、感動したとかはなかった。
 正直、やっと痛みの元凶が出た、そう思った。

 そんな私へ罰が下った。
 卵膜(赤ちゃんや羊水を包んでいた膜)が全部出きらなかったと言い、直後器具を使い、Drが私のお腹の中をさぐり始めたのだ。
 また激痛が走る。
 「いやっ、痛い!!」
 再び叫ぶ私。

 一連の処置が終わり、ぐったりした私のもとにカズナが連れてこられた。
 手をのばしてカズナの手に触れると、カズナはギュッと私の指を握った(そういう反射行動ってだけなんだけどね)。
 
 お前、無事に産まれてきたんだねぇ。
 やっとほっとすることができた。
 
 その後、初乳を吸わせてください、と助産師さんに頼むと、助産師さんはカズナを私の上に乗せ、初乳を吸わせてくれた。



 そうして
 
 12月13日、午後4時29分
 3190gの男児を出産しました。
 出血量が1000ml近くありましたが、点滴の量を増やされただけで、輸血まではされませんでした。
 

 12月12日、出産予定日、これまで出産の兆候は少量のおしるしだけ。
 その日の朝から私のテンションは最低で「今日もきっと何も起こらないんだ・・・」と1人ひねくれ落ち込み、午前中は布団の中にずっといた。

 午後、見かねたDさんが以前より私が希望していたお蕎麦を食べに行こう、と連れて行ってくれた。
 車から降りて、お店に向かう途中、腹部にぎゅうっと締め付けられるような痛みが起きた。
 痛くて歩みが止まった。痛みは間もなくしておさまった。
 「陣痛?」
 私はその痛みに期待を抱いた。
 しかし、その後第2波を待つも起きない。
 「前駆陣痛か・・・。」
 がっかりした。

 帰宅後、おしるしの量が増えていた。
 近づいてはいるの?

 その夜、Dさんはバイト。
 私になにも起こりそうになかったので、通常通りに出かけた。
 翌12月13日午前1時をまわる。
 昨日起きたぎゅうっとした痛みがまた起きた。
 そしてまもなくおさまるも、30分ほどしてまた起きる。
 2時を過ぎるとその痛みは10分間隔で起きるようになった。
 「陣痛だ!」
 すぐに確信できた。

 バイト中のDさんにメールで陣痛が起きたことを伝えると、Dさんは他の人にバイトを変わってもらい、帰ってきた。
 
 朝方には陣痛は5分おきになった。
 初産婦は陣痛が5分おきになったらTELするように言われていたため、病院にTELする。
 すると「お来しください」と。

 朝6時30分入院。
 分娩着に着替え、陣痛室で過ごす。
 陣痛室には、私以外にもお産をむかえている人がいた。
 この頃には5分おきに来る痛みのピークがかなり辛くなっていた。
 
 続きます(すみません、時間がとれないです:泣)


 以下、非公開コメントのお返事

 退院しました^^

 出産後、今まで安定した気持ちでいましたが、今後の不安からでしょうか、自宅の駐車場に着いたら、訳もなく涙がぼろぼろ出てきました。 
 産後のホルモンバランスの急激な変調によるものもあると思います。

 もう頼もしくアドバイスを下さる助産師さんはいません。
 ちゃんとカズナの体重を増やしていけるだろうか・・・。
 授乳がうまくいかず、不安要素があるまま今日に至ってしまいました。
 でもやるしかありません!


 出産。
 それは恐怖でした。
 陣痛ウェーブという恐怖。
 正直、もう出産は2度とごめんです。
 いや、安産だったんですけどね、予想通りの出血多量はありましたけど。
 まさかあそこまで辛いものだとは・・・。

 今日、愛知から母と弟が面会に来ました。
 私が陣痛の辛さを言うと
 「皆それを忘れるの、忘れなきゃ皆一人っ子だわ。」
 と言われました。
 そんなもんなの?

 
 お祝いのコメント、ありがとうございました。
 お返事は明日、心を落ち着かせた後させていただきますね。
 心から感謝いたしております!

 また、明日は「妊娠の経過」といたしましての最後のしめくくり、出産エピソードを書かせていただこうと思います。

 今日のところはこれで。
 ああ、今夜はよりによってDさんバイトで不在・・・。

もぶろぐから。

カズナ、無事元気に産まれてきました。