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お絵描きや育児のことなど、自己満足ブログです

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 私はお仕事後にお絵描きはしない。
 気力がなくなるから。
 でも今日はしようと思ったん。

 やっと、病棟が落ち着きを取り戻した。
 こんなに気持ちが落ち着いた勤務はどれくらいぶりだったかしら^^

 私の愛する、受け持ち患者のトキタ君(50代後半のアル中オヤジ)も奇跡の復活をはかれるかもしれないの♪

 だから(?)、今日はお絵かきをしようと思った。
 ご覧のとおり、以前tonちゃんちに投稿したエロかぐやの線画に色をつけてます。
 あんま凝ったことするつもりはないので、明日また勤務後にさらっと続きやって、そんでアップしようって考えてる^^
 
 トキタ君をお風呂に入れる、その希望が、早ければ今月中には叶うかもしれない。
 まだ「重症」の域は超えてないから油断はできないんだけど・・・。
 奇跡の復活、はたしてほしいぞ!!
 (あと2・3日中に死んでしまうかもしれないと主治医に宣告されてから、もう何週間も経ってるもんね)

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 「病院は死ぬところだから行かない!」と言い張るかたくななじーさんのことを聞いたことがある。
 じーさん、それは間違いだよ・・・。
 病院に入院させられたら、なかなか死なせてなんてもらえないよ。

 ごめんなさい、ネガティブ発言がとまりません。

 看護学生、最後の実習発表のときに、泣きながら発表していた子のことを思い出した。
 死にそうで、ぐったりしている老齢患者に、それでも検査の日程を組む医者。
 なぜそんなことをするのか、患者は辛いだけなのに、もう回復は見込めないのに・・・。

 私の働く病棟にも、今そんな人が何人もいる。
 もう体は限界をむかえているのに、患者や家族はは辛いだけなのに、心臓が動いている限り、医療がほどこされてしまう。
 死なせてもらえない。

 昨日同僚とこんな話しをした。
 「○○さんの心臓、早く力尽きてあげてほしいね。」
 点滴された量だけ尿は出ず、体はどんどんむくんでいき、人工呼吸器につながれ、もう自分で呼吸できないのに肺に酸素を送られ・・・。

 いつかある先輩が言った。
 「時には何もしないのも看護よ。」

 何もしない。
 限界をむかえた体。
 自然な形で静かに眠らせてあげたいよ。
 

 信じられない。
 今朝、全くノーマークだった患者が急変し、蘇生の甲斐なく亡くなった。

 うちの病棟で
 今年2例目の急(激)変。
 今年2例目の心肺蘇生。
 今年2例目の死亡。
 そして、その2例共、私の勤務する深夜勤帯で起きた。

 その患者の病気は命に関わるようなものではなく、老年期の方でもなく、本当に全くノーマークの元気(と言っては妙だけど)な人だった。
 朝方、オムツ周りを半分終えた頃、ナースコールが鳴り、駆けつけると「苦しい、苦しい!」ともがき苦しんでいた。
 そしてみるみる間に状態が悪くなり、数分の間に瞳孔が散大し、対抗反射がなくなり、呼吸が止まった。
 そして心停止。
 すぐに蘇生を開始し、主治医、当直医、家族を呼んだ。
 今回も心臓マッサージをし、蘇生薬品を使用、そして今回は人工呼吸器まで取り付けたけど、結局、その人は戻っては来なかった。

 私の経験上、全くノーマークの患者が急変したのは初めてだった。
 それくらい病院内でも稀なこと。

 医師らもその死亡原因が分からず、その患者の体は解剖されることになった。
 私達は帰る頃(昼頃)、丁度解剖に立ち会っていた研修医に会い、その死亡原因を聞いた。

 エコノミークラス症候群

 なんともトラベルチックな名前だけど、これ、本当に怖いから!!
 そういえばその患者さんはメタボリックな体をしていた。
 
 血液はサラサラにしておこう、そう心から思った。

 それにしても、多分私、病棟で一番の急変体質な(急変にあたる)看護師。
 何か憑いてるんだろか?
 御祓いに行った方がいい?
 御祓いって、効くのかなあ・・・。
 久しぶりに、本気でこの仕事を辞めたいと思った。

 P・S  今日は心身共に疲れてしまいました。
      メールの返信は後日にさせてください。
      すみませんm(_  _)m

 

 (トキタ1・2については12月3日・4日をご覧ください)

 トキタの主治医が私に言った。
 「あの人、もうすぐ死ぬよ。」

 私は特に驚きはしなかった。
 うすうす気が付いていた。
 見た目は行動活発で、おバカ発言元気に連発しているトキタだったけど、昇圧剤をどんだけ使っても血圧が下げ止まらないし、食事を摂らなくなり、吐くようになっていたし、黄疸は少しずつ増しているし。

 肝不全。
 トキタの肝臓が完全にやられてしまった。

 昨日、家族にも主治医から現在の病状、今後についての話がされた。
 早ければ今週中だろう。

 トキタは私にとって久しぶりに愛する受け持ち患者だったから、忙しい中でも他の患者より多くの時間を持つようにしていた。
 それだけに、思い出なんてーのもけっこうあったりする。
 今度時間があるときにそんなトキタとのエピソードを書きたいなんて思っている。

 最近はバカみたいにとんでもなく忙しく、仕事のあった日はぐったりしている。
 きっと神様が残業代で稼ぎな、と忙しくしてくれているに違いない・・・。
 そうでも思わないと、壊れそうである。

 仕事初めの方も多いんだろうな。
 うちの病院も事実上の年明け。

 分かっていた、きっと入院患者が増えるんだろうって。
 案の定入院してくる患者が多かった。
 それも日勤帯を過ぎてから。
 手術患者や検査の患者もいて、準夜の人たちは静かに殺気立っていた。
 日勤者も皆厳しい顔つき。
 
 お正月に入り、入院中の患者は急変やら状態が悪くなるやらで、入院患者数は少なかったのに、信じられない忙しさだった。
 それに加え、更に忙しくなるのである。

 病棟自体に何かが憑いているんじゃないか、そんなことを言うスタッフも多い。

 私は今日から5連勤、明日っからの仕事がすごく不安。
 人格とか崩壊していないといい(忙しさに人格が崩壊しかけたことがある)

 それにしても、今、入院した後になって急激に体調が悪くなる人が多いのは何故なんだろう。

 水戸黄門の歌が私を力付けてくれる。
 「泣くのが嫌なら、さあ歩け」
 泣き言ばかり言っていても、仕事は終わらない。
 泣いている暇があれば動こう、うん。
 おし、腹くくった。

 何かこう重苦しい気持ちが生じたら、こうやって言語化して吐き出してみるのがいい、誰かに聞いてもらえば尚いい。
 邪気をため込まないために。