私が女として欠けている要素の1つ。
それは
ファッションにかけらも興味がないこと
です。
寒暖の差さえなければ、私はきっと年中同じ格好をすることに何の抵抗も示さないことでしょう。
それがもともとなのか、成長の過程で何らかの欠陥生じたためなのかはわかりませんが、気がついたらそうでした。
数日後、カズナを連れてはじめて愛知の実家に行くのです(Dさんの実家も近くにあるから行く)。
カズナのお披露目のためです。
ところが、遠方に外出するに適した服がありません。
買いにいかなければ。
しかし、私はその「服を買う」ことが大嫌いなのです。
何故なら、自分に似合う服がわからないからです。
デパートにおもむき、色々な服を見ていると、しまいには気分が悪くなります。
そして、段々と「自分に似合う服なんて無いんだ・・・」とわけも分からずブラックホールに陥ってしまうのです。
衣類購入恐怖症と言っても過言ではないかもしれません。
誰かが「これ、冴子さんに似合うと思って」なんて服を下さろうものなら、喜んでとびつくでしょう。
せめてDさんが「こんなの似合うんじゃない?」とでも言ってくれたらどんなに助かるでしょう。
でもDさんはもたもたした買い物が嫌い。
あらかじめ購入するものが決まっていて、とっととそれを買って帰る、そういう風じゃないとだめなのです。
ああ、日は刻々とせまっている。
明日あたり、またデパート行って見てくるか・・・。
憂鬱・・・。
どうしたらこれ、治るかしら・・・。
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