うつ伏せも平気になりました。
たぶんもうカズナを抱っこしても大丈夫。
傷がかゆい・・・。
治りかけの傷って、かゆいですよね。
退院にむけ、あとはひたすら体力をつけるだけです。
昨日、手術室の看護師さんが、術中・術後の話を聞きにみえました。
手術室は寒くなかったかとか、怖いこととかなかったかとか、テープなどで皮膚がかぶれたりしなかったかとか。
そこで、私は怖くて誰にも言えなかったことをうち明けました。
ここから先は、怖い話や痛い話が苦手な方は読むのをご遠慮くださいm(_ _)m
全身麻酔をかけ終わった後のことです。
私は不意に意識を取り戻しました。
「あれ、まだしっかり麻酔が効いてない」
そう思い、それを伝えるために目を開けようとしました。
しかし、開きません。
指先を動かそうとするけれど、ぴくりとも動かない。
周りの話し声が聞こえてきます。
どうやら、これからお腹を切るところのようです。
お腹を消毒する感覚がわかりました。
その瞬間、私はぞっとしました。
「麻酔が効いてないっ!」
ちょっと待って、私は起きてる!!
声を出そうとするけれど、体のどこも動かない。
「メス。」
先生の声が聞こえました。
その瞬間、私は絶望しました。
メスの刃先が皮膚にあたり、私のお腹を切りました。
じりじりとした激痛がはしりました。
その後私の意識は再び途切れます。
その後意識が戻ったのは、手術が終わり、抜管する前でした。
この抜管も苦しかった!
願わくば、離床がOKになるまで眠り続けていたかったです(これは無理)。
話し終わると、看護師さんは私が話した内容をしっかり用紙に書き、彼女が悪いわけでもないのに「ごめんね」と言いました。
多分まれなケースだと思います、だってそんな話聞いたことないもん。
それまで、私はそのことを思い出すのが怖くて誰にも話せませんでしたが、手術室の看護師さんに話したら、気持ちが楽になりました。
ああ、できればもう手術なんて受けたくないです(特に全身麻酔の)。
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