昨日、ドラえもん(おおっ、どらえもんってひらがなでタイプして変換したら、はじめてなのに「ドラえもん」ってなった)見ました?
私は普段は見ないんですけど、昨日は大好きなおばあちゃんのお話なので見ました。
ああ、泣ける・・・。
私は、九州の祖父母が大好きでした。
私と弟をとってもとっても可愛がってくれた。
二人とも私が十代の時に亡くなりましたが・・・。
秋になったら、カズナを連れて、またお墓参りに行きたい。
そんな大好きなおばあちゃんでしたが、母とはあまりうまくいっていませんでした。
おばあちゃんは母の容姿に「みっともない」とか心ない言葉をあびせるような人だったようです。(詳しいことはわかんないけども)
また、私も母とは仲が良くはありません。
母は私のことをよくけなしました。
私が何か意見すると、すぐに「親を馬鹿にして!!」と、全く私の言うことを聞くことはありませんでしたし、私に対し否定的なきたない言葉をよく浴びせました。
そんな母にもうかかわりたくない、二度と会いたくないと思ったことが何度あったでしょう。
母はカズナのおばあちゃんになりました。
4月、一度こちら愛知に帰ってきたとき、母はカズナが可愛くて可愛くて仕方がない様子でした。
とってもカズナを愛してくれているのがよくわかりました。
6月になり、こちらに引っ越してきてから私はよくカズナを実家に連れて行きます。
両親がカズナに会いたがるし、両親に遊んでもらっているカズナが嬉しそうだからです。
母はカズナと根気よく接します。
カズナはまだしゃべれませんが、甘えたように泣いて抱っこをねだります。
母は疲れを隠せませんが、それでも汗だくになりながら笑顔でカズナを抱っこします。
最近、母は言いました。
「私はあんたたちを可愛いなんて思ったことがなかったな」
私はやっぱりなと思いました。
でも、それも仕方がなかったのかもしれません。
裕福でない家庭でしたし、父は家事や育児を一切しない人でしたから、サポートのない状態で、毎日がいっぱいいっぱいで、子供を思いやるゆとりなどなかったのでしょう。
育児をしなかった父、そんな父もカズナとは遊びます。
どういうわけだか、カズナは特に父と遊ぶと声を出して喜びます。
父はまたそれが嬉しいようです。
もう今となっては私にどうだったかは半ばどうでもいいですが、カズナにとっては、私が祖父母にそうだったように、「大好きなおじいちゃんとおばあちゃん」になってほしいです。
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